「ビワイチ」がナショナルサイクルルート第1号に/滋賀
国土交通省が創設した「ナショナルサイクルルート」の第1号に、滋賀県のビワイチ、広島県と愛媛県を結ぶしまなみ海道、茨城県のつくば霞ヶ浦りんりんロードが指定された。自転車によるサイクルツーリズムを推進し、国際的なサイクリングルート国内外に発信するため、国土交通省自転車活用推進本部が選定を行った。3ルートは今年9月に第一次候補に選ばれていた。(https://www.travelnews.co.jp/news/sougou/20190910083036.html)
ナショナルサイクルルート第1号に指定されたビワイチは、滋賀県の代名詞でもある琵琶湖を1周するサイクリングルート。全長約200キロに及ぶ。上級者は1日で走り切ることができるが、初心者や中級者は宿泊しながら2-3日かけて、琵琶湖岸の美しい景観を楽しみながら走ることができる。路面整備や案内看板設置など安全で快適な走行環境が整備されており、サポートステーションやレンタサイクル拠点なども充実。家族連れや訪日外国人観光客なども含めて安全に周遊できることが高く評価された。

ナショナルサイクルルート指定を喜ぶ三日月知事(左から2人目)
第1号指定を受けてセレモニーを行った滋賀県の三日月大造知事は「とても嬉しく光栄に思う。選ばれた以上、もっともっと世界の方々や初心者など多くの層に楽しんでいただけるサイクルルートになるよう力を入れていく。安全面や案内面を向上させ、走る方、住んでいる方、社会全体が三方良しのより良いルートになるよう取り組んでいく」と喜びと決意を語った。
ナショナルサイクルルートは、自転車を通じて優れた観光資源を有機的に連携するサイクルツーリズムの推進により、日本における新たな観光価値を創造し、地域の創生を図るため、国の自転車活用推進本部において、今年9月に創設された制度。日本を代表し、世界に誇りうるサイクリングルートを国内外へPRするため、魅力的で安全なルートであることなど、一定の要件を満たすことを条件に指定される。
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