体験と交流で3泊4日の旅 隠岐観光協会が提案/島根県
島根県の隠岐観光協会がこのほど、東京と大阪で観光説明会を開いた。大阪市内で行った観光情報説明会には旅行会社や関係機関など約50人が出席、隠岐4島の観光プログラムなどについて説明を受け、地元関係者との商談会に臨んだ。
説明会では、隠岐観光協会の槇原尚樹さんが「周遊するのが隠岐の旅の醍醐味」と話し、アクセスや各島の観光スポットをプレゼンテーションした。そのうち、これからの隠岐の観光テーマを「体験と交流」と紹介。島後でインストラクターと一緒に島の食材を調理する「Chilax(チラックス)」、西ノ島の「国賀めぐり観光船」、海士町の貝殻やシーグラスでキャンドルをつくる「アマリウム」体験、知夫里島ではシルクスクリーン体験などをお勧め情報とし「隠岐の魅力を満喫するには3泊4日以上がキーワードです」とアピールした。
また島前3島周遊パス、様々な特典や割引が受けられる隠岐楽パスなどの取り組み、島根県観光連盟が設定している隠岐単独パンフレット製作などの助成制度も紹介した。
松江市は、来年国宝指定から5周年を迎える松江城、日本ジオパークに登録されている島根半島・宍道湖中海ジオパークを紹介。水陸両用機で島根半島上空などを周遊遊覧する「しまねジオフライト」、来年5月に就航する「ジオクルーズ」などをトピックとして提案した。
鳥取県境港市は、全国5位の水揚げ量(2018年)を誇る「境漁港見学ツアー」、18年7月にリニューアルし年間274万人の入り込み客数に達した「水木しげるロード」などを紹介した。
商談会では隠岐4島の観光協会、隠岐汽船、松江市などがブースを設け、海士町観光協会はマリンポートホテル海士が国内外の富裕層を受け入れる高品質な宿へ改装していることなどを紹介していた。
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