マザー牧場がクラウドファンディング、動物の出産などに支援を
20/12/17
千葉県富津市の牧場テーマパーク、マザー牧場が動物たちの安全な出産や春の菜の花の管理費用にあてるクラウドファンディングを募集している。
マザー牧場はコロナウイルス感染症拡大防止のため今年40日間休園したほか、密を避けるため園内を車で見学する「ドライブスルーファーム」での営業など、延べ120日間にわたり通常営業ができなかった。
また、昨年も台風15号の影響で動物たちの被害はなかったものの、施設の一部が損壊したり、停電により約20日間にわたり休園するなど2年連続で収入減を強いられている。
こうした状況のなか、クラウドファンディングは、動物たちのごはん代や園内の花の維持管理費、飼育環境の整備などへの支出を目的に1000万円を目標に10月19日に開始し、多くの支援を得て11月22日に開始から35日で目標額を達成した。
マザー牧場では中間報告で「この冬を越すための動物たちのごはん代と管理費として大切に使わせていただきます」と支援者に感謝の気持ちを示している。
現在はネクストゴールとして再設定した2500万円を目標にクリスマスの12月25日までクラウドファンディングを募っている。集まった支援金は、春に集中する動物たちの出産や菜の花の管理費用にあてることにしている。
これまでに1104人から合計1566万円が集まっている。
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