楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

過去最高規模で活況 ツーリズムEXPOジャパン’18(3) ツーリズム・アワード、雪国観光圏に大賞

雪国の可能性を追求

第4回「ジャパン・ツーリズム・アワード」の表彰式が9月20日、ツーリズムEXPOジャパン開会式後の全体会場で、各国から参加した観光大臣や出展者に見守られるなか行われ、大賞を受賞した一般社団法人雪国観光圏の井口智裕代表理事や、各賞受賞者が表彰された。

雪国観光圏は、観光庁が打ち出した広域観光圏構想のもと、2008年に「観光圏の整備による観光客の来訪及び滞在の促進に関する法律」に基づき認定された新潟、長野、群馬3県の隣接する7市町村にまたがる観光圏。現在は日本版DMOの先駆的存在として、雪国観光圏のブランド化を中心に、雪国A級グルメの認定事業や着地型旅行商品を造成・販売している。

井口代表理事は表彰後のあいさつで「3県7市町村が関わる事業で困難もありましたが、100年後も住みたい雪国という思いを原動力に10年間活動してきました。雪国の可能性を追求していきたい」と、今後を見据えた。

ジャパン・ツーリズム・アワード

表彰を受ける井口代表理事(右)

同アワードはツーリズムEXPOジャパンの主要事業として創設。取り組みの持続性を重視し、連続応募、連続受賞が可能なことを特徴としている。国内・訪日と海外の2つのカテゴリーにそれぞれビジネス、地域、メディアの3部門があり、今年は昨年を上回る261件の応募があった。

(トラベルニュースat 18年10月10日号)

(前の記事)過去最高規模で活況 ツーリズムEXPOジャパン’18(2) 旅の地域への貢献・世界観光大臣会議から

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
海と生き海を守る三重鳥羽の旅

鳥羽市の基幹産業である漁業、観光業が連携を図り、漁業者と観光事業者が抱える課題を出し合って...

蒙古襲来750年・歴史とロマンを感じる長崎県壱岐・松浦

時は鎌倉、大陸から元が日本へ侵攻した一度目の蒙古襲来(元寇:文永の役)から今年で750年。...

個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ