ゼロ・コロナの国 ニュージーランドでただいま隔離生活中(3)
ニュージーランドへの移住を目指している友人が12月13日にオークランドに到着し、2週間の隔離生活を送った。ニュージーランドは市中感染ゼロが続き、オールドノーマルな生活を取り戻している。

滞在先のホテルでクリスマスキャロル
12月27日で無事、隔離生活が終了しました。オークランドから飛行機でウエリントンに着きました。これからはマスクなしの生活です。
隔離生活中のクリスマスは、東京で働いていた頃よりもずっとクリスマスっぽかった気がします。滞在施設のホテルではスタッフ、セキュリティ、看護師の方々がサンタ帽をかぶったり、22日から24日までの3日間は屋外でのクリスマスキャロルがありました。
クリスマス当日はChristmas High Teaランチ、ディナーにはターキーが選べたりと快適に過ごせるように色々と工夫があってありがたい限りでした。
12月24日の隔離中2回目のPCR検査も陰性だったので予定通り隔離生活は丸14日間、12月27日で終了しました。
最後の問診も検温と何か症状があるかの確認だけで、すぐに終わりました。ナースステーションで問診完了レポートを受け取り、大量の荷物をカートに載せ、チェックアウトは普通にフロントで行ないました。使用していたカードキーは消毒液に入れて、手続き完了でした。
最後は陸軍の方がパスポートとレポートを確認し、隔離完了レポートを受け取ってホテルを出ました。毎日歩いていた駐車場を横目に見ながら(名残惜しくはありません)、二重フェンスも陸軍の方が開けてくださいました。
国によっては部屋から一歩も出ることのできない隔離生活だったりもするので、隔離中もマスクをしながら毎日外気に触れることができ、太陽を浴びることができたのはとても嬉しかったです。
常にピリピリとしていてもおかしくない環境の中でそれぞれの立場の方々が、気軽に滞在者とお喋りもしながら毎日対応してくださり、こちらの気持ちを和ませてくれました。
決められたルールの中で最大限快適に過ごせるように皆さんが努力や工夫をされているので、私たち滞在者もきちんとルールを守ることができるのだと思います。
ホテルの食事はおいしかったですが、さすがに2週間で味にも飽きたので、ガーリックたっぷりのパスタやハンバーガーを食べたいと思います。(おわり)
- オーロラ観測や利便性 米アンカレジ観光局らアピール(25/04/27)
- 昔ながらの手法で味噌仕込む 枚方市の北村みそ、インバウンド視野に体験/大阪(25/04/20)
- 宇佐神宮、鎮座1300年で奉祝 メーンは10月の勅祭/大分(25/04/19)
- 「雪の大谷」今年は最高16メートル 立山黒部アルペンルートが全線開通/富山(25/04/18)
- 横浜EXPOなど議論 関東運輸局と関東地方整備局、観光ビジョン会議を開催(25/04/18)