楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

城とフルーツ―魅力が充実 群馬県沼田市

23/09/01

群馬県沼田市観光交流課の佐藤茉莉子さんと佐藤孝憲さん、沼田市観光協会の髙橋利男さん、群馬県大阪事務所の權有希子さんと岩瀬徳朗さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。群馬県のほぼ中央に位置し要衝の地であったことから戦国期には真田一族が沼田城を築き、現在でも県内周遊時に立ち寄りやすいまちだ。

沼田城跡で今人気なのが御城印。真田一族、上杉一族ゆかりの城跡と連携した広域の御城印めぐりなども展開している。

沼田市はフルーツの栽培が盛んで観光農園も数多く立地している。冬のイチゴに始まりブルーベリーやシャインマスカット、リンゴなど1年を通じてフルーツ狩りも楽しめる。特にリンゴは関東一の生産量を誇り「樹上完熟で栽培しており、一つの木で様々な品種の食べ比べができます」と佐藤茉莉子さん。ぐんま明月など市場に流通しないリンゴは特に人気だという。

2025年春には、日本一の天狗面を安置する弥勒寺で10年に一度の大開帳が行われ、老神温泉では全長108メートルの大蛇みこしが練り歩く12年に一度の大蛇まつりも開かれる。

「この2つが重なるのは60年に一度だけ。万博の年は沼田市にも注目ください」と皆さん。

群馬県では今、県内旅行商品造成に際し視察費用を支援する事業を行っている。「関西のエージェントさんにぜひ利用してほしい」と權さん。

群馬県沼田市の皆さん

群馬県沼田市の皆さん

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ