城とフルーツ―魅力が充実 群馬県沼田市
群馬県沼田市観光交流課の佐藤茉莉子さんと佐藤孝憲さん、沼田市観光協会の髙橋利男さん、群馬県大阪事務所の權有希子さんと岩瀬徳朗さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。群馬県のほぼ中央に位置し要衝の地であったことから戦国期には真田一族が沼田城を築き、現在でも県内周遊時に立ち寄りやすいまちだ。
沼田城跡で今人気なのが御城印。真田一族、上杉一族ゆかりの城跡と連携した広域の御城印めぐりなども展開している。
沼田市はフルーツの栽培が盛んで観光農園も数多く立地している。冬のイチゴに始まりブルーベリーやシャインマスカット、リンゴなど1年を通じてフルーツ狩りも楽しめる。特にリンゴは関東一の生産量を誇り「樹上完熟で栽培しており、一つの木で様々な品種の食べ比べができます」と佐藤茉莉子さん。ぐんま明月など市場に流通しないリンゴは特に人気だという。
2025年春には、日本一の天狗面を安置する弥勒寺で10年に一度の大開帳が行われ、老神温泉では全長108メートルの大蛇みこしが練り歩く12年に一度の大蛇まつりも開かれる。
「この2つが重なるのは60年に一度だけ。万博の年は沼田市にも注目ください」と皆さん。
群馬県では今、県内旅行商品造成に際し視察費用を支援する事業を行っている。「関西のエージェントさんにぜひ利用してほしい」と權さん。

群馬県沼田市の皆さん
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