夕陽スポットをリーフレットで紹介/大阪・東大阪市
大阪府東大阪市の夕陽観賞スポットを紹介したリーフレットを東大阪観光協会と東大阪ツーリズム振興機構がつくった。9月23日に市内で開催された全国夕陽サミットを機に、東大阪から見る夕陽を改めてアピールしている。
リーフレットはA4判。高速道路のジャンクションを見下ろし夜景もきれいな東大阪市役所22階の展望ロビー、今年4月にオープンし大阪平野を一望できるホテルセイリュウの東大阪スカイテラス、東大阪市のランドマーク花園ラグビー場のシルエットが印象的な花園中央公園、生駒山の西麓にあり西の空に沈む太陽に極楽浄土を観想する「日想観」の法要が行われている往生院六萬寺を市内の代表的な夕陽ビュースポットとして掲載。裏面にも、枚岡公園や石切参道商店街、生駒山上エリアなど昼夜を問わず絶景が楽しめるスポットを紹介している。
全国夕陽サミットは、全国の旅館などで構成する夕陽と語らいの宿ネットワークの主催。ホテルセイリュウで行われ、シンポジウムや夕陽観賞会を通じて、全国でも珍しい高層ビルが建ち並ぶ大阪平野越しに沈む東大阪の夕陽の魅力を発信した。席上、夕陽スポットのリーフレットを作成したことなどに対して東大阪観光協会に「夕陽と語らいの地域大賞」が贈られた。
東大阪観光協会の大西由起子会長は「東大阪市には日本夜景遺産に選ばれた市役所展望ロビーやクールジャパンアワード2019を受賞した生駒山上遊園地からの夜景、SNSで話題の近鉄奈良線沿線からの景色など都市景観を楽しめるスポットがたくさんあります。ホテルセイリュウに新しくできたビューテラスでは全国夕陽サミットin東大阪が開かれるなど、景観を生かした新しいスポットも増えています。東大阪の色々な場所から見える景色に、人々の営みや都市の息吹などを感じていただけたらと思います」とコメントしている。
作成した5千部は、東大阪市役所市政情報コーナーなどで配布している。
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