ガストロノミーで滞在 徳島県三好市、東京で食と酒アピール
23/03/30
徳島県三好市は2月21日、東京・代々木上原のレストランで「三好市の食とお酒を楽しむ夕べ」を開いた。昨年に続いて2回目の催しで、メディア関係者など約40人が招待された。
冒頭、主催者の高井美穂市長は「徳島県西端の三好市は、日本百名山の剣山山麓の吉野川の上流域に位置し豊富な水源から日本酒造りにぴったりの土地柄です。市では滞在時間を長くしてもらおうと昨年からガストロノミーツーリズムへの取り組みを始めました。清流が生み出す日本酒と市内のレストランと温泉旅館の料理人がスクラムを組みメニュー化した料理をどうぞお楽しみください」とあいさつした。
「食とお酒の夕べ」は、新メニューの開発など、こうした三好市の取り組みを東京圏に発信することを目的に開かれた。地元で醸造された地酒やワインなどと料理が一品ずつ出され、参加者はジビエやアユ料理、デザートの酒粕アイスなどを楽しんだ。
三好市は徳島県西端にあり市境が香川、高知、愛媛の3県に接する四国のへそに位置。祖谷渓のかずら橋、祖谷温泉、急峻な斜面に民家が並ぶ落合集落など日本の原風景が残るエリアとして知られ、海外からも多くの旅行者が訪れている。
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