楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

21年は「ドライブ旅行」が主流 トリップアドバイザー調査

世界最大級の旅行プラットフォーム「トリップアドバイザー」はこのほど、2021年の旅行動向について世界6カ国で収集した最新データをまとめ発表した。このうち日本は、国内のドライブ旅行を検討している傾向が明らかになった。

日本人の21年の旅行に対する意識は、1泊以上の国内旅行を計画していると回答した人は60%。1泊以上の近場の旅行を計画していると回答した56%をやや上回った。

旅行タイプ別では、近場の旅行が「可能性はきわめて高い」「可能性は高い」が73%、ドライブ旅行が68%、週末旅行が62%、アウトドアが40%などとなり、今年も外部との接触をなるべく避け、自家用車での移動を想定している人が多い。

国内旅行を計画する際の移動距離は車で3−5時間が42%、近場なら車で2時間以内が61%。

人気の旅行地における安全対策として義務化を支持する項目としては、宿泊施設・観光地・レストランによる消毒対策の公表20%、旅行前のワクチン接種の義務化15%、旅行先での非接触型メニューおよび支払いオプション14%などを望んでいることがわかった。

次回の旅行を考えた際に出発前に重要視することは、マスク、除菌剤、使い捨て手袋、再利用可能な製品を余分に入手しておくとする回答が20%で最多。次いで旅行先・宿泊施設・観光地・レストランについてのレビューをオンラインで閲覧または確認するが15%。

一方で、日本人の海外旅行に関しては、1泊以上の海外旅行が世界平均で47%が計画していると回答したものの、日本人は18%にとどまり慎重な姿勢がうかがえた。

調査は1月、米・英・豪・伊・日本・シンガポールの6カ国で計2330人から回答を得たアンケートなどから算出した。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ