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「没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ」 東京・サントリー美術館で4月13日まで

25/02/16

東京・六本木のサントリー美術館で「没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ」展(2月15-4月13日)が始まった。

エミール・ガレ(1846-1904)は、フランス北東部ロレーヌ地方のナンシーで、父が営む高級ガラス・陶磁器の製造卸販売業を引き継ぎ、ガラス、陶器、家具において独自の世界観を展開し、輝かしい成功を収めた。

特に、1878年、1889年、1900年のパリ万国博覧会では新作を発表し、評価を不動のものにした。展覧会では、ガレの地位を築いたパリとの関係に焦点を当て、時代ごとの創造性の展開をたどる。

展示されているのは、ガラス、陶器、家具、さらにはガレ自筆の文書類を含む計110点。

実際に1878年のパリ万博に出品された「脚付杯 四季」や、ジャポニズムの影響を受け葛飾北斎の北斎漫画から「鯉」をモチーフにした「花器 鯉」、黒色ガラスで生死や闇といった深い世界観まで効果的に表現した作品群、ポスターにも使われている「ランプ ひとよ茸」など、ガレの青年期から最晩年に至るまでの豊かな芸術世界を紹介している。

当日大人1700円など。

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