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大阪中之島美術館で「生誕150年記念 上村松園 」 6月1日まで後期展示がスタート

25/05/20

美人画の第一人者として大正から昭和期にかけて活躍した日本画家、上村松園(1875-1949)の生誕150年を記念した展覧会が大阪市北区の大阪中之島美術館で開かれている。前期は5月11日に終了し、5月13日から後期展示が行われている。

後期展示では重要文化財である「母子」や「序の舞」、「待月」、「晩秋」など、松園の代表作ともいえる作品が勢ぞろいしている。このほかの見どころとしては大阪の美術館では初めて開催する松園の大回顧展であること、初期から晩年に至るまで松園の偉業をたどる100件以上を展示していること、完成作に関連する表現豊かな下絵や素描を多数紹介していることだ。

作品は初期から晩年までの作品を「人生を描く」「季節を描く」「古典を描く」「暮らしを描く」の4章に分けて展示されている。

序の舞

序の舞
重要文化財
1936年 東京藝術大学(後期展示)

晩秋

晩秋
1943年 大阪市立大学(後期展示)

後期は6月1日まで、休館日は月曜日。開場時間は10―17時(入場は16時30分まで)。拝観料は一般1800円、20人以上の団体は1600円。問い合わせは大阪市総合コールセンター 電話06-4301-7285。

生誕150年記念 上村松園

生誕150年記念 上村松園

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