“外出自粛真っただ中”期で83・3%減 4―6月期の日本人旅行消費
20/09/29
観光庁がこのほど発表した4―6月期の日本人の旅行・観光消費動向調査結果(速報)によると、国内旅行消費額は前年同期比83・3%減の1兆40億円だった。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛真っただ中という期間で、大打撃といえる結果となった。
国内旅行消費額のうち、宿泊旅行消費額は同85・4%減の6646億円、日帰り旅行消費額は同76・5%減の3394億円。
外出自粛が浸透し、ゴールデンウイークもほぼ自宅で過ごすというライフスタイルが共通認識となっていた時期であり、国内延べ旅行者数は同77・4%減の3714万人に。旅行者数の内訳は宿泊旅行が同80・9%減の1601万人、日帰り旅行が同73・7%減の2113万人。
旅行1回あたりの旅行単価は同26・0%減の2万7036円。宿泊旅行が同23・7%減の4万1511円、日帰り旅行は同10・3%減の1万6066円だった。
観光行政 の新着記事
- 今年の観光関係功労者国土交通大臣表彰、旅館業や旅行業などから21人が受賞(25/04/28)
- 所長に金子氏が就任 世界観光機関アジア太平洋地域事務所(25/04/17)
- 「日本の食」で地方誘客 観光庁、ガストロノミーツーリズム推進事業を公募(25/04/16)
- 観光庁、「能登半島地震からの復興に向けた観光再生支援事業」17件を採択(25/03/22)
- 文化庁、4月11日まで「全国各地の魅力的な文化財活用推進事業」を公募(25/03/21)