25年の万博に向けて観光アクション計画 近畿運輸局ら策定
22/07/29
2025年の大阪・関西万博に向けて近畿地方整備局、近畿運輸局、関西観光本部がこのほど「関西観光アクションプラン」を策定した。テーマとストーリー、人材、情報の3つの視点で地域をつなげ、関西から観光立国の復活を目指す。
アクションプランは、関西の歴史文化など地域資源を最大限活用し、ウイズコロナ期の「住んでよし、訪れてよし」の地域づくりを推進するというもの。
具体的には、淀川の舟運を生かした賑わいづくりやガストロノミーといった「テーマ・ストーリー」、観光地域づくり人材ネットワークを構築する「人材」、関西MaaSの促進や観光DX化を推進する「情報」によって、関西の地域をつなげていくとしている。
プラン実現に向けて、社会資本整備(近畿地方整備局)、観光・交通政策(近畿運輸局)、広域連携DMOとしての取り組み(関西観光本部)をそれぞれ実施し、地域の多様な関係者を巻き込んでいく。3者は「万博の賑わいを大阪の賑わい、関西の賑わいにつなげ、さらに全国へと広げることで関西から観光立国の復活を目指します」とコメントを発表している。
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