徐々に回復進み19年比20・3%減の5兆3559億円 7―9月期の日本人旅行消費
22/11/24
観光庁が11月16日に発表した7―9月期の日本人の旅行・観光消費動向調査結果(速報)によると、国内旅行消費額はコロナ前の2019年同期比で20・3%減の5兆3559億円だった。前年同期比では131・0%増。夏の需要はコロナ第7波の影響を受けたが、徐々に旅行市場は活性化してきているようだ。
国内旅行消費額のうち、宿泊旅行消費額は19年同期比21・6%減、前年同期比135・9%増の4兆2611億円。日帰り旅行消費額は19年同期比14・7%減、前年同期比113・3%増の1兆748億円。
国内延べ旅行者数は19年同期比25・6%減、前年同期比90・0%増の1億2608万人。旅行者数の内訳は宿泊旅行が19年同期比26・8%減、前年同期比93・3%増の6962万人、日帰り旅行が19年同期比24・0%減、前年同期比86・2%増の5646万人。
旅行1回あたりの旅行単価は19年同期比7・1%増、前年同期比21・6%増の4万2322円。宿泊旅行が19年同期比7・1%増、前年同期比22・1%増の6万1208円、日帰り旅行は19年同期比12・3%増、前年同期比14・6%増の1万9036円だった。
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