19年比6・6%減の5兆5963億円 4―6月期の日本人旅行消費
23/08/22
観光庁が8月16日に発表した4―6月期の日本人の旅行・観光消費動向調査結果(速報)によると、国内旅行消費額はコロナ前の2019年同期比で6・6%減の5兆5963億円だった。前年同期比では27・7%増。全国旅行支援の効果があった1―3月期から一転、コロナ前を割り込んだが、まずまずの回復となった。
国内旅行消費額のうち、宿泊旅行消費額は19年同期比2・9%減、前年同期比29・7%増の4兆4197億円。日帰り旅行消費額は19年同期比18・4%減、前年同期比21・0%増の1兆1766億円。
国内延べ旅行者数は19年同期比18・6%減、前年同期比15・0%増の1億3364万人。旅行者数の内訳は宿泊旅行が19年同期比12・9%減、前年同期比18・4%増の7282万人、日帰り旅行が19年同期比24・4%減、前年同期比11・3%増の6082万人。
旅行1回あたりの旅行単価は19年同期比14・6%増、前年同期比11・0%増の4万1875円。宿泊旅行が19年同期比11・5%増、前年同期比9・5%増の6万692円、日帰り旅行は19年同期比8・0%増、前年同期比8・7%増の1万9345円だった。
観光行政 の新着記事
- 観光庁、ペルー通商観光省と観光分野の協力覚書を締結(25/08/19)
- 岐阜城天守閣や山鹿市八千代座などを大臣認定 「文化観光推進法」拠点計画(25/08/16)
- 東京都が秋川渓谷で無料自然体験会(チェアリング&川釣り&SUP)、都内の事業者を募集(25/08/05)
- 茨城大洗や大分国東など5件を採択 観光庁・ガストロノミーツーリズム推進事業(25/08/01)
- 国内、海外旅行とも潜在需要は高い レジャー白書’25(25/08/01)