「花」ツアーで祝う30周年 歓喜旅行サービス/大阪
創業30周年を迎えた歓喜旅行サービス(大阪市住吉区、吉村実社長)が7月20―21日、節目の年に彩を添える「花」をテーマにした記念ツアー「京近江とお花観賞」を実施した。60人が参加した。
20日は滋賀県高島市の箱館山でコキヤやユリを観賞した後、大津市の道の駅・びわ湖大橋米プラザで買い物し、琵琶湖グランドホテル京近江で夕食宴会を行った。
宴席で吉村社長は「昭和63年(1988年)に旅行業をスタートし、平成の時代とともに会社を続けてきた」と30年を振り返り、起業後10年で6割の会社がなくなっているなか「皆さんのご支援のおかげで今日を迎えることができた」と謝辞を述べた。
また「歓喜旅行という社名は字数が多いとよく言われるが、歓喜の言葉には喜びを分かち合うという意味があると聞く。個人的な喜びではなく、本日ご参加いただいた皆さまと一緒になって喜びあいたいとの思いで命名した」と社名の由来についても言及した。
地域に根づいた旅行会社として地元の親ぼく団体や福祉団体などの顧客に支えられてきた、という同社。吉村社長は「私どもがご提案する旅行はコンピュータでは処理できない。人と人とのかかわりでつくっていけるものだと思う。30周年を機にこれからも末長いおつきあいをお願いしたい」と話した。
![歓喜旅行サービス](https://www.travelnews.co.jp/img/180830tourist1.jpg)
宴席では吉村社長(左端)
らスタッフが
壇上に並び、参加者へ感謝のあいさつ
社員紹介が行われたあと、ツアー参加の希望者が自慢の喉を披露するカラオケ大会に。中締めのあいさつをした前田哲男さんは、吉村社長の小学校時代の恩師。小学生時代の吉村社長を「みーやん」と呼び、ベートーヴェンの代表楽曲「第九」の歓喜の歌を見事に歌い上げて、同社にエールを送った。
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