西日本の富裕層に照準、個室応接など備え開設 JTBのロイヤルロード銀座大阪店
19/01/15
富裕層に特化した「JTBロイヤルロード銀座大阪店」が12月11日、高級ブランドショップなどが入居するヒルトンプラザ・ウエスト(大阪市北区)にオープンした。東梅田から移転し、個室応接ルームを3室用意するなど拡充した。
新店舗面積は約144平方メートル。個室には大画面モニターなどを設置し、完全予約制で旅行相談にゆっくりと対応できるようにした。クルーズアドバイザーや社内資格などを持つスタッフ17人をそろえ、ターゲットとする資産を継承しお金や時間に余裕のあるシニアや経営者、外資系企業の役員を含めたインバウンドなどラグジュアリー層のリクエストに対応する。
オープン前日の報道陣向け新店舗公開時に、JTBの横山征夫執行役員は「ラグジュアリーバスを利用したツアー参加者は西日本エリアで大幅に増えている。西日本エリアの富裕層マーケットにポテンシャルを感じている」。大阪店では西日本全域をカバーしており、ロイヤルロード銀座部の田島弘良部長は「関西発着のパッケージツアーを2—3倍増やしていく。富裕層を囲う百貨店などと連携することも視野に入れている」と話す。
移転オープン記念で、しまなみ海道遊覧飛行を組み込んだ2泊3日のツアー(44万8千円から)など独自ブランド「夢の休日」を設定した。
旅行業 の新着記事
- 19年度比13・1%増の1111億2500万円 JTB・2月の旅行取扱(24/04/24)
- 19年比21・9%減の2867億9100万円 2月の主要旅行業取扱額(24/04/20)
- 優れた旅行企画を表彰 「ツアーグランプリ2024」を募集、5月15日まで(24/04/19)
- 第8回ジャパン・ツーリズム・アワード、5月31日まで募集 産業観光まちづくり大賞と統合(24/04/17)
- サプライチェーン全体の持続可能な共存共栄へ JTB、「パートナーシップ構築宣言」を公表(24/04/16)