「船渡御」貸切船、今夏も盛況 OATA基幹事業として運航
19/08/29
協同組合大阪府旅行業協会(OATA、徳原昌株理事長)は今夏も、天神祭「船渡御」で恒例の貸切船を運航した。日本三大祭りの一つに旅行業として唯一貸切船を運航する取り組みはOATAの基幹事業の一つ。船渡御の船列の中でも最大級を誇る300席は予約で早々に埋まり、この夏も大盛況だった。
天神祭の船渡御は毎年7月25日に行われ、大阪中心部を流れる大川を100隻以上の船が行き交う。河畔からは約5千発の奉納花火も打ち上げられる。
![天神祭船渡御](https://www.travelnews.co.jp/img/190829tourist1-600x629.jpg)
どんどこ船に先導されるように、
天神橋南詰からゆっくり離岸した
OATA貸切船「御金弊船」
OATA貸切船「御金幣船」は、天神橋南詰から出航。300人がそろいの法被を着て、上流の飛龍橋を往復するまでの間、行き交う船と「大阪締め」を交わすほか、奉納打ち上げ花火が船の間近で炸裂、空と川面を彩る。
今年は、中国在大阪総領事館の李天然総領事をはじめ中国の関係者18人が乗船。国土交通省近畿運輸局の八木一夫局長らも初めて乗り込んだ。
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