Booking.com ホテルの検索行動にも近場旅行の傾向が
20/08/25
ブッキング・ドットコム・ジャパン(東京都港区)は8月24日、5-6月のホテル検索結果から、近場を旅行する「マイクロツーリズムの傾向が顕著」とするレポートを発表した。

同予約サイトには、閲覧したホテルのハートマークをクリックすると保存でき、次回の検索時に素早くホテルを閲覧できる機能がある。調査では閲覧者の居住地と、閲覧者がお気に入りに保存したホテルの数から傾向を探った。
それによると青森県のユーザーは青森県内の宿泊施設を最も多く登録し、愛媛県のユーザーは愛媛県内の宿泊施設を最も多く登録するなど、各都道府県でそれぞれ居住地周辺の施設を検索していることが分かった。
一方、近場検索の傾向が見られる中、期間中、最も多く保存されたのは沖縄のホテルだった。同じ調査で3-4月は京都のホテルが人気だったことから「より非日常を体験できる自然豊かな土地への旅行願望が高まっている」とする見方も示している。
海外のホテルで多く保存されたのはソウル、台北、ホノルル、バンコク、パリの順だった。
また、海外ユーザーを対象にした同様の調査では、国別に保存されたホテルのラキングで日本は台湾、香港、中国、インドネシア、タイで2位にランクインした。
レポートは「日本への旅行願望がある世界の旅行者はまだまだ多いことが分かりました」としている。
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