コロナ前の7割近くに回復 JTB、ゴールデンウイーク旅行動向調査まとめる
22/04/10
JTBがまとめたゴールデンウイーク旅行動向によると、4月25日―5月5日の期間に国内旅行へ出かける人は前年(2021年)比168・4%の1600万人になるとの見通しだ。19年比で66・6%となり、旅行意欲の回復を示した。
旅行の傾向としては、地域内旅行から遠方への旅行が増加。特に地方から関東、近畿への動きが目立つ。県内割が地域(ブロック)内に拡大されたが、市場はさらに遠方への旅行意欲が高まっているようだ。
旅行平均費用は前年比106・8%の3万4500円。旅行日数は1泊が3割以上を占めるものの、2泊や3泊とする人が前年より増加している。旅行目的は「リラックスする、のんびりする」が37・4%でもっとも多く、「家族と過ごす」36・2%と続いた。交通機関については自家用車が減り、新幹線や航空機が増えた。
調査は15歳以上の1769人が回答。予約状況なども鑑み推計した。
旅行業 の新着記事
- 若者のアメリカ旅行需要を喚起 JATA、「日米観光交流年2024」でアメリカ旅行企画コンテスト(24/03/28)
- クルーズB2Bネットワーク構築 JATA、4月18日にワークショップ(24/03/28)
- HISと富士市、地方創生人材支援制度による人材派遣協定を締結/静岡(24/03/27)
- 純利益60億円の黒字へ上方修正 HIS・24年10月期業績予想(24/03/27)
- 19年度比13・6%減の862億9800万円 JTB・1月の旅行取扱(24/03/26)