全国旅行支援で予約大幅増、県別では1位千葉県 KNT―CT・秋冬の「国内旅行トレンド」
22/11/10
KNT―CTホールディングス(米田昭正社長)が11月1日に発表した今年秋冬の「国内旅行トレンド」によると、近畿日本ツーリストの国内旅行売上伸び率は全国旅行支援の開始後、10月10―16日には前週比184%増と堅調に推移した。待ちに待った旅行振興策の登場でコロナ禍による出控えからの旅行熱が解放されたようだ。
同社によると、出発直前の間際や12月下旬までの予約が大幅増。10月23日時点で前年同期比246%増となり、コロナ前の約8割まで回復した。紅葉を求めての旅が人気だという。
近畿日本ツーリストの県別予約者数の1位は千葉県。東京ディズニーリゾートを擁する強さはコロナ前から変わらない。2位は紅葉の名所が多い京都府。3位東京都、4位大阪府と都市圏が人気で、5位北海道と続く。
この秋冬は、これまで旅行を控えていた地方からの旅行客が大都市圏へ。例年紅葉エリアが人気だが、今年はコロナの沈静化で公共交通機関を使っての北海道や石川県への高単価の商品への予約が急増している。
クラブツーリズムの関東発着のコース予約者数ランキングでは、1位は京都府への「世界遺産・高山寺では早朝優先拝観 紅に染まる錦秋の京都紅葉10選」。京都の紅葉、北陸や北海道のカニなど冬の食を求めたコースが人気のようだ。

秋の京都の紅葉は相変わらず人気
(写真は貴船神社)
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