旅行回復傾向鮮明に トリップアドバイザー・夏の旅行動向
トリップアドバイザーは5月15日、今年夏の旅行動向を発表した。世界5カ国の旅行者への意識調査から78%が6―8月に旅行を計画。日本人は65%で昨年の24%から大幅に上昇し、同社サイトの利用状況からも回復傾向がうかがえる結果になった。
また、同社サイトの国内旅行検索ボリュームでも、コロナ前の2019年との比較でゴールデンウイークはマイナス66%だったが、今夏はマイナス37%と興味関心の度合いも上がっている。
夏の人気観光地は国内が札幌市中央区(北海道)、恩納村(沖縄県)、宮古島市(沖縄県)、横浜市中区(神奈川県)、那覇市(沖縄県)の順。海外はホノルル(アメリカ)、ソウル(韓国)、パリ(フランス)、バンコク(タイ)、シンガポールと続く。
前年と比べて回復傾向が強い国内観光地は舞浜(千葉県)、かほく市(石川県)、盛岡市(岩手県)、山口市(山口県)、博多駅前(福岡県)がトップ5。
世界の旅行者の訪日旅行への意欲は、訪日旅行に関する検索ボリュームが19年でマイナス35%だが、前年比では1212%と急回復。国内旅行を計画している日本の旅行者と世界の旅行者の割合は19年とほぼ同レベルになった。
海外からの旅行者に人気の国内観光地は札幌市中央区、新宿区(東京都)、港区(東京都)、渋谷区(東京都)、台東区(東京都)の順だった。
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