楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

就航以来最高の平均搭乗率を記録 ピーチ19年3月決算

19/07/10

ピーチ・アビエーション(ピーチ=井上慎一CEO)はこのほど2019年3月期決算を発表し、6期連続増収、営業黒字を達成した。18年度の平均搭乗率は、就航以来最高となる87.8%を記録した。

過去最高の搭乗率を記録

2012年3月の就航以来、累計搭乗者数が3000万人を突破

19年3月期決算は、営業収入が前期比110.4%の604億900万円、営業利益は同71.4%の41億3600万円で、最終損益はバニラエアとの統合に係る費用を前倒ししたため1億9300万円の当期純損失(前期は37億2800万円の当期純利益)を計上した。営業利益率は6.8%、平均搭乗率は87.8%(有償ベース)、有償旅客数は約551万人だった。

井上CEOは「6月1日より、バニラエアからの初の移管路線である東京(成田)-沖縄(那覇)線を運航開始するなど、今年度末をめどに完了する統合に向けたプロセスを着実に進めており、バニラエアが培ってきた首都圏を中心とするネットワークを活かし、国内線ならびに国際線ともに、さらに路線を拡大してまいります」とのコメントを発表した。

なお、12年3月1日の就航から国内線国際線累計搭乗者数が6月20日に3千万人を突破。大台の突破を記念し、国内線国際線の全路線が片道1千円から、という売り切れ御免の「3,000万人OOKINIセール」を10月26日まで展開している。

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

和歌山龍神に輝く夕夜景

大阪の中心部から車で約2時間、南紀白浜空港から1時間ほどの距離に位置する和歌山県田辺市龍神...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ