創業20周年企画の第3弾は「20歳タダ!」/日韓結ぶサンスターライン
日韓政府間の対立が深まり、観光相互交流に陰を落とし始めている中、大阪―韓国・釜山をクルーズフェリー「パンスタードリーム号」で結ぶサンスターライン(野瀬和宏社長)が特別企画を相次いで打ち出している。7月28日に発表した企画は「20歳の人はタダ」!
サンスターラインは1998年8月16日に設立し、今年創立20周年を迎える。20周年特別企画として運賃割引などを行っているが、第3弾企画として自社と同い年の20歳の若者を無料にすることを決めた。スタンダードルームA利用の通常片道1万3千円を無料とするほか、船室のアップグレードの追加料金も1500円(スタンダードルームB)から6500円(デラックススイート)まで、格安の設定とした。
対象は1999年1月―12月に生まれた人。8月1日から販売を開始し、乗船期間は8月16日―9月30日大阪着まで。大阪港発は月・水・金、釜山発は火・木・日。有効期間は15日間。
運賃とは別に、燃油サーチャージ(大阪1700円、釜山1万7000ウォン)、ポートチャージ(大阪620円、釜山4400ウォン)、国際観光旅客税1000円が必要。また、船内の食事は片道(夕食1・朝食1)1500円、往復(夕食2・朝食2)2800円となっている。なお、出発日前日から起算して10日前に当たる日からは取消料(1000円)が発生する。
サンスターラインでは「弊社と同じ20歳の方に、瀬戸内海の船旅を楽しんでいただきたい」とアピールしている。
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