丹鉄、初のJR小浜線乗り入れ 「丹後くろまつ号」が若狭路走る
19/09/13
京都丹後鉄道(丹鉄)は10月25、26日、観光列車「丹後くろまつ号」を初めてJR小浜線に乗り入れ、運行する。10月に福井県小浜市で開かれる「御食国・和食の祭典in若狭路2019」にあわせて実現したもので、初めての若狭路での運行となる。
丹鉄を運行するウィラートレインズ、JR西日本、福井県、敦賀市、小浜市、美浜町、高浜町、おおい町、若狭町、若狭湾観光連盟、ウィラーが共同で実施。北陸新幹線敦賀開業を2023年春に控え、福井県嶺南地域の魅力をアピールしようと企画した。
小浜線への乗り入れはJR西日本のディーゼル機関車がけん引することで実現。団体臨時列車として西舞鶴―敦賀駅間を1日1往復する。社内では若狭エリアの食材を使った料理を提供するほか、敦賀駅や小浜駅で出迎えイベント、敦賀、小浜両市のまち歩きに便利な周遊パスポートの発行するなどの企画をそろえた。
今回を機会に、福井県インバウンド推進連携協議会は、北近畿一円と若狭路を圏域とする北近畿広域観光連盟との連携を強化。エリアの観光素材を内外にアピールするなど誘客促進に努めていくという。
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