6月から通常営業、観光列車も7月から運行再開へ JR四国、観光需要回復へ取り組み
20/05/28
JR四国は5月26日、新型コロナウイルス感染拡大による影響について半井真司社長が会見した。コロナ流行以降の運輸取扱(速報)は、4月、5月ともに前年同月比78%減。大きな打撃を受けたが、緊急事態宣言の解除を受けて6月以降の運行、営業再開について報告した。
6月1日から各駅の切符発売窓口、JR四国電話案内センターの営業時間を8―20時の通常営業に戻すほか、ワープ支店と駅ワーププラザの窓口営業も再開する。
列車の運行は、当面、特急・快速・普通で運休が発表されているが、6月中旬からの運行再開を検討。観光列車は「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」「しまんトロッコ」を7月4日、「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」を同11日、「ゆうゆうアンパンマンカー」を同18日に運行再開する予定。
四国内の観光復興に向けては、各観光施設と連携して、まずは日帰り、県内完結の「癒やしの旅」を提供する。往復特急自由席と食事をセットにした「駅長推薦あじな散歩道」などの商品を造成。今後、段階的に四国内の観光需要の喚起に向けたキャンペーンを展開するという。
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