コロナ:上山市 温泉旅館に前年度入湯税相当額の支援金
20/05/02
山形県上山市は5月1日、市議会臨時会を開き、コロナウイルス感染症に係る緊急経済対策のための予算を可決、温泉旅館に対しては、前年度の入湯税額に相当する4200万円の支援金を交付することを決めた。
交付の対象となる温泉旅館は21軒で、市では温泉旅館は「特に厳しい状況にある」とし、連休明けにも申請を受け付け、5月中には交付したいとしている。
同市の「かみのやま温泉旅館組合」(19軒)は、従業員やスタッフ、地域の安全確保を考慮し、山形県内への人の移動を抑えるため、4月14-5月10日まで、全施設が一斉に自主的に休業している。
支援金を入湯税相当額としたことについて、市では、「温泉旅館は本市を特徴づける産業であり、収束後の地域経済の活性化に重要な存在です。事業の継続を目指す温泉旅館を支えたい」としている。
新年度以降の入湯税については、従来通り徴収する。
旅館ホテル の新着記事
- 12月に旅館大学セミナー リョケン、下部ホテルで/山梨(25/10/10)
- 宿泊者数は2・6%減の5575万人泊 7月の宿泊旅行統計(25/10/03)
- 兵庫五国の食文化を継承 兵庫県調理日本技能士会が主催、旅館調理人が郷土料理に新風(25/09/29)
- 26年度全国大会は岡山で開催 全旅連青年部(25/09/29)
- 伊藤新部会長が選任 全旅連シルバースター部会、DXやリブランド化図る(25/09/03)