コロナ:長野県 近隣7県住民を対象に宿泊割引プラン発売
長野県は、近隣7県の在住者を対象にした宿泊割引プランを、各県の旅行会社店頭やオンラインで発売した。
コロナウイルス感染症拡大による、県境を超える移動の自粛要請が6月19日に解除されたのを受け、割引の対象を近隣県にも広げた。
対象は群馬、新潟、富山、山梨、岐阜、静岡、愛知の7県。1人1泊あたりの宿泊代金が1万円以上で5000円、6000-1万円未満で3000円割り引く。大手旅行会社の支店など、各県にある100店舗以上とウェブサイトで販売している。宿泊利用期間は7月3-8月2日まで。
県では第2弾として、7月中旬以降、割引の対象を全国に広げる。今回の事業を含めた予算は約2億7000万円で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てる。
県観光誘客課では、「対象を全国に広げるにあたっては、今後もコロナの動向を注視していきますが、県内の宿泊産業と地域経済を支えるため、国のGo to トラベルキャンペーンまで、切れ目なく支援したい」と話している。全国向けの販売ではOTAの活用を検討している。
また、長野県は7月1日、長野県民を対象にした県内旅行の割引プランを、2万泊分追加すると発表した。7月3日に県内の取り扱い旅行会社と、ファミリーマートで発売する。
1万円以上の宿泊プランで、5000円の割引と2000円の観光クーポン券、6000-1万円未満の宿泊プランで3000円の割引と2000円の2000円分の観光クーポンが付く。
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