GoTo東京解禁で日本人客は13カ月ぶりのプラスに 京都市の10月のホテル宿泊状況
20/12/04
京都市観光協会が発表した10月の市内65ホテルの宿泊状況によると、総延べ宿泊者数は前年同月比54・4%減だった。日本人宿泊客はGo Toトラベル効果と秋の行楽シーズンが重なり、前年同月比2・2%増と一気に回復。外国人宿泊者がほぼゼロの状態が続くものの、久しぶりに光が差した。
日本人延べ宿泊客数は前月9月からは26・1%ポイント増と急上昇。昨年9月以来13カ月ぶりに前年を上回った。Go Toトラベル東京発着解禁の効果はやはり大きい。
一方で、外国人延べ宿泊客数は同99・8%減とほぼゼロの状態が7カ月続いている。
客室稼働率は前月9月と比べて8・0ポイント増の41・0%。緊急事態宣言後では初めて4割を超えたが、外国人宿泊客の低迷が続くため、前年比では半分以下と依然低水準にとどまっている。客室収益指数は同60・3%減で前月から2・5ポイント低下。Go Toトラベル利用で単価が下がったため。
同協会は11月以降について、紅葉シーズンで需要の高まりが期待される一方、新型コロナの再拡大の影響も懸念している。
旅館ホテル の新着記事
- 賢島宝生苑、華陽棟客室をリニューアル 7月18日に6階がオープン/三重(25/06/28)
- 新客室ツールやDtoBで宿泊販売4200億円必達 JTB旅ホ連が総会(25/06/26)
- マイステイズから「アイコニア」に 7月に社名を変更(25/06/19)
- ホテルアソシア高山リゾートが「ヒルトン高山リゾート」に JR東海グループとヒルトンが提携、26年秋に開業/岐阜(25/06/18)
- 大谷山荘やハレクラニ沖縄らが受賞 JTB、24年度「サービス最優秀旅館・ホテル」を発表(25/06/17)