星野リゾート、USJがタッグ OMO7大阪、公認ガイドが毎日講座開く
大阪市浪速区のOMO7大阪 by 星野リゾートで5月12日から、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の楽しみ方を宿泊客に紹介するサービスが始まった。ホテルスタッフのOMOレンジャーがUSJ公認ガイドの称号を取得。“映え写真”の撮り方を伝授したりエリアの攻略法などを伝える講座を毎日開く。
パーク外の公認ガイドはOMO7大阪が初めて。USJで研修を受けたスタッフ3人が「USJ公認OMOレンジャー」として活動する。3人は、アルバイト経験者や年間100回以上のヘビーリピータ―などUSJを愛してやまないスタッフばかり。館内で随時宿泊客に応対するとともに、毎日20時から30分間講座を担当する。講座は無料で、パーク内で販売しているカチューシャや帽子など「テンションが上がる身につけグッズ」を紹介するほか、ガイドブックに載っていない“とっておきの情報”を伝授する。
5月10日に開いた記者発表会で、星野リゾートの星野佳路代表は「大阪を訪れる観光客の30%がUSJを目的にしています。USJ目的の観光客が大阪市内で観光消費につながる相乗効果を生じさせたい」と話し、市内観光とUSJの連携でリピーターの創出を推進していく戦略を示した。
また、ユー・エス・ジェイマーケティング本部の金澤亮副本部長は「今後もタッグを組んでいろいろと展開していきたい」などと、初のパーク外公認ガイドの活躍に期待していた。
USJ公認OMOレンジャーはメンバーも順次増やしていく計画で、多言語化対応なども進めていく。
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