「エコパーク」の恵みを歩いて遊んで味わう 群馬県みなかみ町
群馬県みなかみ町観光商工課の林登紀枝さん、みなかみ町観光協会の木村崇利さん、県大阪事務所の安田京子さんと權有希子さんがこのほど、トラベルニュース社を訪れ、今年6月に町内全域が登録された「みなかみユネスコエコパーク」などを紹介した。
エコパークを代表する谷川岳では今、日本三大岩壁の一つ一ノ倉沢を間近に仰ぎ見るトレッキングコースがお勧め。迫力ある眺望はもちろんブナ原生林の中を歩き、湧水も味わえる往復7キロのコース。舗装されていて車イスでも行ける。「ロープウエーの駐車場が利用できるので、バスツアーの立ち寄りも増えてきています」と林さん。
もう一つのエコパークの核心、利根川の源流になる清水と地元の小麦でつくった地ビールもツアーの立ち寄りにお勧め。4種類の飲み比べや飲み放題プランを設定している。「地産地消を味わってください」。
みなかみ町を訪れる外国人観光客が増えてきている。ラフティングの世界基準で4と高評価を得ている利根川のラフティングにひかれてニュージーランドなどから移住者も多い。加えて姉妹都市提携している台湾の台南市からは教育旅行、雪見ツアー先として人気。「観光協会はDMOとして町の入湯税を財源として活動しています。国内外から誘客をさらに積極的に行います」と木村さん。
安田さんと權さんは映画「お前はまだグンマを知らない」を紹介。「群馬県で起立、礼、着席の間に注目って入るんです。そんな群馬を面白く取り上げた映画です。夏休み公開です」。

群馬県みなかみ町の皆さん
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