子どもたちが「おも活」学ぶ 日本ケアフィット教育機構が視覚障がい者対応の授業
視覚障がい者への理解を深めようと、大阪鉄道少年団の子どもたち13人がこのほど、日本ケアフィット共育機構の「おも活」を受講した。
おも活とは、日本ケアフィット共育機構のサービス介助士・講師が出張授業で展開している「おもてなしの心」「おもいやりの心」を育む授業。今回はアイマスクを使って、物を探す、ボールを投げたり蹴る、歩くことなど「見えない体験」をして音の重要性を体感した。視覚障がい者が安心できる声かけを学ぶことで「手引き誘導」を習得した。
![日本ケアフィット共育機構おも活](https://www.travelnews.co.jp/img/171215report1.jpg)
アイマスクをして「見えない体験」
子どもたちは、点字ブロックや盲導犬を見かけた時の注意点を学びながら、口々に「自分たちが声をかけて助けてあげたい」「友達にも教えたい」「もっと練習して上手になりたい」など感想を語っていた。
![日本ケアフィット共育機構おも活](https://www.travelnews.co.jp/img/171215report2.jpg)
「おも活」を受講した
大阪鉄道少年団の皆さん
鉄道少年団は、青少年の交通道徳の高揚を目的に公益財団法人交通道徳協会が運営。駅や公共広場の清掃美化、鉄道利用客へのマナー向上の呼びかけのほか、鉄道イベントへの参加、鉄道に関する施設などの見学などを行っている。
日本ケアフィット共育機構では「障がいのある人だけでなく、どんな人に対しても思いやりの気持ちが大切であることを学んでいただけたはずです」としている。
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