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年末年始旅行者数は2年ぶり増 JTB見通し(1) 節約志向も旅行意欲は旺盛

JTBが発表した年末年始(12月23日―2018年1月3日)の旅行動向見通しによると、1泊以上の旅行に出かける総旅行人数は前年比1.0%増の3027万4千人。低調だった昨シーズンから巻き返し、2年ぶりの増加となった。前年は不振だった国内旅行が盛り返し、海外旅行人数は過去最高が予測されるなど、まずまずの好況感が漂う年末年始になりそうだ。

景気は企業業績、株価の上昇など好況ムードだが、賃金に反映されず消費者にその実感はないよう。総務省の調査でも旅行支出を控える傾向がみられる。一方でJTBの調査では年末年始の旅行意欲は昨年より増加。今年の休暇は12月30日―1月3日を基本に、前後に休暇を加えやすい日並びでもあり、JTBでは節約の度合いを緩和し旅に出かける人が多いとみている。

国内旅行人数は同0.9%増の2957万人。JTBのアンケートでは旅行日数は2泊3日が前年比3.4ポイント増の30.4%となり、数字を減らした1泊2日の34.8%に迫るなど長めの傾向に。平均費用も同3.1%増の3万1900円と予測される。

(次の記事)年末年始旅行者数は2年ぶり増 JTB見通し(2) 国内盛り返し、海外は過去最高に

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