楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

【観光業界リーダー年頭所感】一般社団法人四国ツーリズム創造機構 会長 半井真司 氏

あけましておめでとうございます。年頭にあたり、謹んで新年のごあいさつを申しあげます。また、旧年中、四国を応援いただきました皆様に心より御礼申しあげます。

昨年を振り返りますと、新型コロナ感染症の影響が一年を通して続き、特に東京、大阪などで緊急事態宣言が発出されていた9月末まで観光関連事業の大幅な落ち込みが続くなど厳しい状況に置かれていました。

幸い四国デスティネーションキャンペーン(DC)の開催された10―12月には、感染症の影響が全国的に落ち着き、四国にも多くのお客さまをお迎えすることができました。全国のJRグループ、四国の受入自治体などご協力を賜りました皆様に厚く御礼申しあげます。

このように昨年は総じて厳しい状況が続く一方、コロナ後の反転攻勢に向けた様々な基盤づくりを精力的に進めることができた一年でした。

まずは昨年3月、四国の経済界を代表する四国経済連合会と、四国4県の地方銀行の包括提携組織である四国アライアンスと共同で「四国の観光ビジョン」を初めて策定し、公表しました。

ビジョンは、四国域内の個々に独自性を持つ、魅力溢れる自然と文化をつなぎ、四国が一体となった広域周遊観光を実現することで四国の認知度を飛躍的に高め、「四国ブランド」を確立することを目指しております。

当機構では、ビジョンを受け、2021年度から「大阪・関西万博」が開催される25年度までを計画期間とする「第5次四国観光交流戦略」を策定し戦略に沿った取り組みを進めております。

昨夏には、20年に開発した四国をお得に周遊できる旅アプリにグルメなど新たな分野の施設を多数追加するなど、大幅にリニューアルした総合旅アプリ「しこくるり」を発表しました。DC期間中に早速活用され、アプリのダウンロード数が累計で1万6千件超と好評で、広域周遊観光促進の一助となりました。

当機構が自治体や地域DMOに対応を勧める、観光庁の「日本版持続可能な観光ガイドライン」について、21年度モデル地区に四国で初めて香川県小豆島町と愛媛県大洲市のDMOであるキタ・マネジメントが選定されました。小豆島町は持続可能な観光の国際的な認証団体が実施する表彰制度「TOP100選」にも選出され、国際的な認知度向上につながることも期待されています。

11月には、世界的に人気の旅行ガイドブック、ロンリープラネットがお勧めの旅行先「Best in Travel2022」の地域部門に四国を世界で第6位に選出されました。官民一体の取り組みが評価されたもので、当機構は、今回の選出をコロナで落ち込んだ四国の観光復興と四国ブランドの確立の好機と位置づけ、活用します。

本年は、アフターDC、瀬戸内国際芸術祭、えひめ南予きずな博、そしてJTB日本の旬キャンペーンが予定されており、多くのお客さまをお迎えしたいと考えておりますので、皆様方のお力添えを賜りますよう、お願い申しあげます。

一日も早いコロナ感染症の終息と皆様方のご健康をお祈りいたしまして、年頭のごあいさつとさせていただきます。

年頭所感

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

和歌山龍神に輝く夕夜景

大阪の中心部から車で約2時間、南紀白浜空港から1時間ほどの距離に位置する和歌山県田辺市龍神...

サステナブルアイランド四国への誘い・愛媛編

四国が進める観光のテーマは「持続可能」だ。社会全体のテーマとしてもはや中心に座りつつあるサ...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ