特集クローズアップ

【観光業界リーダー年頭所感】国土交通省観光庁 長官 秡川直也 氏
明けましておめでとうございます。2025年の新しい年を迎え、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。 人口減少が進む我が国にとって観光は成長戦略の柱、地域活性化の切り札です。昨年は、訪日需要の高まりや、円安等の影響に加え、持続可能な観光立国...

大阪兵庫連携で万博契機に広域観光圏(3) ホテル進出ラッシュとインバウンド増へ期待
ここ数年関西地区へのインバウンドの入込が増加。2024年は1~6月の半期で約643万5000人。コロナ前の2019年と比べ3%アップ。大阪観光局では2024年の通年に入込数は約1400万人と想定し、2019年の1231万人を大幅に上回るとし...

大阪兵庫連携で万博契機に広域観光圏(2) 兵庫県発祥を遊んで学ぶデジタル博物館
一方、兵庫県では万博に出店し、しかもフィールドパビリオンとして県全体で県の魅力を発信する。2年前には神戸市兵庫区に「兵庫県立兵庫津ミュージアム」をグランドオープン。同地は兵庫県の発祥地で、北前船の寄港地として日本遺産にも認定されている。ミュ...

大阪兵庫連携で万博契機に広域観光圏(1) 海上ルートを新たな関西観光の魅力に
2025年4月、いよいよ大阪・関西万国博覧会(以下、万博)が開催される。会場は大阪湾にある人工島「夢洲(ゆめしま)」ということもあり、大阪府と兵庫県が連携し、「大阪・関西万博を見据えた舟運ルートの発掘・創出事業」に取り組んでいる。その一環と...

「温泉チャージ」でブランディング 和歌山県とじゃらん、高付加価値プラン造成
和歌山県は今年度、県内の「温泉」の認知度を全国的に向上させることを目的とした事業を展開している。リクルート・じゃらんに事業委託し、宿泊商品の造成・販売、プロモーションを核に、温泉地滞在の魅力を増強、周遊を促進。“温泉といえば和歌山”と全国的...

目標は25年中に署名100万筆 全国推進協、国民運動化し機運高める
全旅連が事務局を務める「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産推進協議会は現在、署名活動を展開している。登録の早期実現に向けて広く協力を呼びかけている。 署名活動は登録の実現への活動を国民運動化しようと100万筆を目標に据えて実施。集まった署...

和歌山県旅館組合、「温泉文化」署名2カ月で1万5千筆を達成 12湯サミットで井上副会長に贈呈
温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録の実現に向けて、和歌山県旅館ホテル生活衛生同業組合(利光伸彦理事長=大阪屋ひいなの湯)が主体となり、2カ月間で1万5千人(筆)の署名を集めた。第4回わかやま12湯サミットin熊野本宮大社・川湯温泉の開催に先...

ONSENを世界無形文化遺産に 「温泉文化」のユネスコ登録目指す
日本が誇る文化「温泉」を世界へ―。全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)を中心に、日本の「温泉文化」のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取り組みが積極的に展開されている。登録実現を国民運動化しようと署名活動を実施中。「わかやま12湯」...

「巡湯帳」と「御湯印」 わかやま12湯推進協が販売、12湯の周遊と再訪促す
わかやま12湯推進協議会では4月から「わかやま12湯巡湯帳(じゅんとうちょう)」と「御湯印(おゆいん)」の販売を和歌山県内の温泉旅館で始めた。温泉を有する県内各市町村や温泉振興に取り組む施設と連携し12湯の周遊を促している。 白浜温泉...

熊野本宮大社に「献湯」 12の湯を十二神へ奉納
わかやま12湯から持ち寄ったお湯を熊野本宮大社に奉納する「献湯祭」が10月2日に行われた。第4回わかやま12湯サミットの開催に先駆けて、わかやま12湯推進協議会の会員が、温泉という自然の恵みに感謝するとともに、和歌山県の温泉の発展を祈願した...