できない理由を語る人

「ちょっとバタバタしておりまして…」「担当の者が出張のため、対応できませんで…」。もっともらしい理由をいくら語っても、結局はできなかった言い訳に過ぎません。

　積極的に仕事に取り組む人は結果を出すのみ、との気持ちしかありません。まず謝って理由を謙虚に伝え、原因を探り「いついつまでに対処します」と解決策や改善策を提示します。それができない人は言い訳に終始し無駄に時間を過ごすばかりか相手の時間まで奪うのです。言い訳ではなく冷静に経過を分析して、ときには協力者の意見を求めることも必要でしょう。

◇言い訳は人をダメにする

（川西修＝幸南食糧会長）

（トラベルニュースat 2022年6月10日号）