島と山、日本人のマナーとは?
19/07/31
ここ数日、石垣島の観光公害がネットを騒がしています。本当に日本人のマナーはダメになったでしょうか?
ワールドカップの観戦スタンドで自主的にゴミ拾いをする世界一マナーの良い日本国民はどこに行ったのだろうと考えながら、実は日本の隅々が美しい環境で整えられているわけでもありません。
富士山のごみ問題の今は…? 登山者が多く利用する登山道周辺では、ボランティアや山小屋の方々の努力によって清掃が行われ、ごみをみかけることはほとんどなくなったようです。ここには、登山者自身がごみを捨てず、ごみ袋を携行して持ち帰るというマナーを徹底してきたためのようです。
石垣島も恐らくマナーの悪い観光客は、ほんの一握りの人たちなのでしょう。少数派である一部のマナー違反の観光客のために、すべての日本人を断るまでの行為に出るとは、そのマナーの悪さに耐え切れなくなったのでしょう。お客様あっての商売です。お互いに相手を思い、相手を理解する気持ちがあれば、今回のような措置には至らなかっただろうと推測します…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2019年7月25日号)
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