楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

「心のバリアフリー認定制度」がスタート

2020年を機に「共生社会」や「心のバリアフリー」という言葉を様々な場面で見かけるようになりました。そして、観光施設における心のバリアフリー制度として第一弾の66施設が認定されました。ともにバリアフリーに関する教育訓練を実施してきた観光施設が複数認定されていることが、自分ごとのように嬉しいです。

バリアフリー法の改正を受けて創設した、ソフト面のバリアフリー対応や情報発信に積極的に取り組んでいる観光施設を対象とした認定制度ですが、具体的には、宿泊施設、飲食店、観光案内所が対象となり、基準については以下の3つです。

(1)バリアフリー性能を補完するための措置を3つ以上行っている
(2)バリアフリーに関する教育訓練を年1回以上行っている
(3)自社サイト以外で施設のバリアフリー情報を積極的に発信する

この3点すべてを満たすことで、所定の申請手続きを行い、認定を受けられます。

例えば(1)(2)であれば、施設の入口には段差のあることも多くありますが、可動式の段差解消スロープなどがあると移動がスムーズになります。しかし可動式のスロープがない場合でも…

(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)

(トラベルニュースat 2021年10月10日号)

続きをご覧になりたい方は本紙をご購読ください
この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。19年版発売中!

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。22年版発売中!

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ