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「気づき」こそ新入社員研修の醍醐味

4月を迎え、お陰様で今年も多くの法人様から新入社員研修のご用命をいただいております。新入社員研修の主軸である「接遇」も非常に多岐に渡るもので言葉づかいや立ち姿、お辞儀の角度だけではなく、お客様の多様性、さらには障害の特性を知ることから、お客様の困りごとの予測を立てていくことなどに時間をかけていきます。

つまり「障害」「障害者」と一括りにしていてはきめ細やかな応対はできません。「障害者基本法」によると障害者の定義は「身体障害、知的障害、または精神障害があるため長期にわたり日常生活、または社会生活に相当な制限を受ける者」としています。よって障害の種類は身体障害▽知的障害▽精神障害と分けられています。

弊機構でも「心のバリアフリー」を大前提に「障害者差別解消法」という法律を理解することからはじまり、「障害の社会モデル」の考え方を理解していただきます。

これまで障害は個人の心身機能の制約が原因だと捉える考え方でしたが、実は障害は社会の仕組みに原因があると捉える考え方が徐々に浸透しています。例えば、「視覚に障害があるからこの設備が利用できない、聴覚に障害があるから音声だけによる案内では情報が得られない、車いすを使用しているから階段しかなければ移動が困難だ」など障害者が直面する困難はその人に障害があるからだけではなく…

(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)

(トラベルニュースat 2022年5月10日号)

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