古関裕而記念館が6月1日から再開 エールも再放送決まる
20/06/02
NHK連続テレビ小説「エール」の主人公、作曲家の古関裕而の業績を紹介する、古関裕而記念館(福島市)が6月1日から、段階的に営業を再開した。
![](https://www.travelnews.co.jp/img/3ce1d8535b6db7d3255d221cea6285e9-600x450.jpg)
福島市古関裕而記念館
6月1-9日までは福島市民、10-18日は福島県民に来館者を限定し、6月19日以降は全国に広げる。
感染症拡大防止策として、同時に入館できる人数を20人までに制限するほか、7月末までは10人以上の団体の受け入れと、館内のガイドも停止する。
コロナウイルス感染拡大に伴い、新たな撮影ができないことで、NHKは6月29日からエールを第1回から再放送することを決めている。ドラマの舞台が再び福島に戻ることについて、館長の村上敏通さんは、「全国の視聴者の反応は気がかりですが、もう一度、ドラマが福島に戻ってくるのはありがたいです」と話す。
ただ、8月以降も当面、2階の展示コーナーの入場は10人までに制限する。「広くない展示会場ですので、安全第一にご理解ください」と村上さん。
8月以降のバス旅行など、旅行会社への営業を始めているが、10人ずつの案内になるため、記念館の滞在時間を多めに取るようお願いしているという。
館内には、NHKラジオ・ドラマ「鐘の鳴る丘」や「君の名は」などで、古関裕而が使用したハモンドオルガンや、作曲に使っていた書斎を再現した部屋などが展示されている。
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