草津町 5月の宿泊客は前年比9割減、群馬県民割プランに期待
20/06/15
群馬県草津町は6月11日、5月の入込客数が前年比90・3%減の2万6019人だったと発表した。4月の対前年減少率84・1%減をさらに下回った。
入込客の内訳は、宿泊者数が90・8%減の1万6971人。日帰り客数は89・3%減の9048人だった。
コロナウイルス感染拡大防止に伴う緊急事態宣言が5月13日に群馬県を含む39県で解除されて以降、宿泊施設や観光施設、共同浴場が営業を再開している。
草津温泉のシンボル、湯畑そばの「熱乃湯」でも湯もみショーを再開した。300人ほど入れる施設への入場を70人に制限し、入場者にはマスク着用を求めるなど、感染防止対策を行っている。
群馬県では県内の宿泊需要を喚起しようと、6月5日から7月31日まで、県民の県内宿泊費用について、1泊5000円補助するキャンペーンを実施している。
草津町観光課では、「キャンペーンは好感触です。宿泊や観光施設の利用も増えています。6月の入込を、1割程度押し上げてくれるのではと見ています」と話している。
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