観光・商工・農業のプラットフォーム 奈良県田原本町に新組織設立
奈良県田原本町に10月1日、一般社団法人田原本まちづくり観光振興機構が設立する。まちづくりを推進する団体として観光、商工業、農業を一体的に取り組み、民間主導型で収益を生み出す新組織。既存の田原本町観光協会を拡充する。
新組織は、町内の観光事業者、商工業者、農業関係者のプラットフォームとして一体的にサポートする。具体的には、地域商品・サービスの開発および販促事業、観光客の受け入れ環境整備やプロモーションなどによる観光交流促進事業、イベント企画運営事業などに取り組み、観光拠点施設の管理運営も行っていく計画。地域マーケティングやブランディングも推進し、地域産業を盛り上げ地域に収益をもたらす仕組みづくりを構築する。
代表理事には、森章浩・田原本町長が就く。
田原本町は、奈良県北部の奈良盆地のほぼ中央に位置する。イチゴなどのフルーツや野菜など農業が盛ん。関西で最大級の弥生環濠集落遺跡、唐古・鍵遺跡が現在史跡公園として整備され、近隣には道の駅レスティ唐古・鍵が開設されているほか、大神神社の別宮とされる村屋坐彌冨都比賣神社や「古事記」を編纂した太安万侶を祀る多坐弥志理都比古神社など歴史資源が点在。今年8月には醤油蔵を改装した宿泊施設がオープンするなど観光まちづくりの機運も高まっている。

関西最大級の弥生環濠集落遺跡に整備された唐古・鍵遺跡史跡公園
なお、まちづくり観光振興機構の設立に伴い、観光協会は10月31日に解散。ボランティアガイドの活動支援やレンタサイクルなど観光協会の事業は機構が継承する。
同機構では「新型コロナウイルスの感染拡大により大きく変化した社会環境の状況を見ながら、スピーディーにまちづくりをやっていきたい」とし、近い将来にDMO化も見据える。
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