持続可能な京都観光の実現へ 京都市と観光協会が行動基準を策定
20/11/12
京都市と京都市観光協会は11月9日、持続可能な観光の実現に向けた「京都観光行動基準(京都観光モラル)」を策定、発表した。観光事業者から観光客、市民まで京都観光のすべてのステークホルダーに対し、周知を図っていく。
行動基準の策定は、近年外国人観光客の急増などから混雑やマナー違反などの市民生活に影響を及ぼす課題が発生していたことが背景。コロナ以前の状態に戻すのではなく、課題を解決、京都観光の全関係者の倫理意識を高め、未来へ京都観光を継承していくことを目指して策定した。

嵐山も近年は混雑が進んでいた
行動基準では、観光事業者らには地域活動への協力や高質なサービス・商品の提供など、観光客には地域のルールや習慣を敬った行動や環境への配慮など、市民には京都の歴史文化の理解や自然・町並みの保全への協力、観光客へおもてなしなどを求めている。
地域情報 の新着記事
- オーロラ観測や利便性 米アンカレジ観光局らアピール(25/04/27)
- 昔ながらの手法で味噌仕込む 枚方市の北村みそ、インバウンド視野に体験/大阪(25/04/20)
- 宇佐神宮、鎮座1300年で奉祝 メーンは10月の勅祭/大分(25/04/19)
- 「雪の大谷」今年は最高16メートル 立山黒部アルペンルートが全線開通/富山(25/04/18)
- 横浜EXPOなど議論 関東運輸局と関東地方整備局、観光ビジョン会議を開催(25/04/18)