Facebookが「祭り未来プロジェクト」、ウイズコロナの祭りを応援
今年、コロナウイルス感染症の拡大で、日本各地の多くの祭りが中止に追い込まれているなか、Facebook Japan(東京都港区)と祭りサポートの専門会社オマツリジャパン(東京都渋谷区)は12月1日、ウィズコロナ・アフターコロナ時代の新しい祭りのあり方を考える「祭り未来会議」をオンラインで開いた。
8都県から祭りの主催者など9人が参加した会議では、今夏オンラインで祭りを開催した東京の「中野駅前大盆踊り大会」や群馬県の「桐生八木節まつり」の主催者らが、デジタルツールの活用法など祭りのオンライン開催について意見を交わした。
このうちオンラインで桐生八木節まつりを開催した担当者は「オンライン配信で祭りの熱量を感じてもらえるかが不安でした。祭りの当日を迎えるまでを楽しみにしてもらうために、FacebookをはじめとするSNS上で事前に情報を発信し、参加者へのストーリーづくりを意識していました」などと紹介した。
オマツリジャパンの担当者は「祭りを長く続けていくために、これから自分たちがテクノロジーをどのように掛け合わせて活用することができるか」を課題にあげた。
Facebook Japanとオマツリジャパンは、祭りの主催関係者が集い、祭りの未来について考えるコミュニティをサポートするプロジェクト「祭り未来プロジェクト」を11月に立ち上げている。Facebookに祭りの主催者やファン、祭りを支えてきた企業などが集えるプライベートグループ「祭り未来会議」を設け、今後3年で1万人の参加を目指していく。
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