楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

高峰秀子さん生誕100年PJ 全国各地で上映会開催

23/10/31

映画「二十四の瞳」などで知られる女優・高峰秀子さんの生誕100年プロジェクトの記者発表会が10月2日、東京の帝国ホテルで開かれた。

生誕100年のプロジェクトは10月15日から東京・池袋の新文芸坐で高峰さんが出演した作品の上映会が開催されるのを皮切りに、2024年にかけて全国各地で上映会が開催される。また大特別展「逆光を乗り越えた大女優 高峰秀子の美学」は24年3月28日―5月6日に東京タワーで開かれ、高峰さんの生涯を愛蔵品や写真などを通して紹介する。

プロジェクトの実行委員会会長は、二十四の瞳映画村がある香川県小豆島町の大江正彦町長が務める。記者発表会で大江町長は「小豆島は年間150万人が訪れる観光の島ですが、そのきっかけとなったのは1954年に公開された映画『二十四の瞳』です。その主演が高峰秀子さんで、このプロジェクトを通して高峰さんの素晴らしさを多くの人たちに知っていただければ」と話した。

記者発表会には女優の名取裕子さん、高峰さんの養女の斉藤明美さんも出席。名取さんは「高峰さんとは30年ぐらい前に一度、九州で開かれた映画祭で同席させていただきました。会釈させていただいただけですが、オーラがすごくて本当に素晴らしい女優さんだとずっと憧れていました」。斉藤さんは「東京タワーで開かれる大特別展はこれまでにない高峰の愛蔵品が展示されますのでぜひ足をお運びください」とアピールしていた。

高峰秀子さんの生誕100年プロジェクト

左から大江小豆島町長、養女の斉藤さん、女優の名取さん
(10月2日、帝国ホテル)

この記事をシェアする
購読申し込み
今読まれているニュース
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
個性全開、輝き増す山陰紀行・島根鳥取西部編

島根県では美肌県を前面に、2023年に高視聴率を記録したテレビドラマ「VIVANT」のロケ...

個性全開、輝き増す山陰紀行・鳥取東部三朝編

「蟹取県」「星取県」に続き、辰年の今年は「とっとリュウ県」―。県の形が龍に見える?ことから...

「光る君へ」稀代の女流作家の足跡求め・滋賀大津

後世に深く濃く語り継がれる名作を描いた女流作家は、混沌とする世の中を、愛を持って駆け抜けた...

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ