ガストロノミーに力点 新潟県、アワード創設し発信
新潟県観光協会(古川征夫会長)は9月26日、大阪市北区のホテルモントレ大阪で「関西圏における新潟県観光商談会」を開催した。
同協会の藤原浩史次長は「新潟県への観光客は昨年10月から動き出しており、特にインバウンドは台湾からの定期便が再開したこともあって好調です。関西圏の旅行会社には新潟県の観光素材を理解していただけるよう力を入れたい」と述べ、新潟県観光の動向について説明した。
新潟県では新潟が誇る食文化を全国に発信する「新潟ガストロノミーアワード」を創設し、新潟の食文化を感じる飲食店、旅館ホテル、特産品を募集。多数の応募の中から審査を経て「飲食店部門100」「旅館ホテル部門30」「特産品部門100」を決定する。
今年度は飲食店部門では「my farm to tableおにや」、旅館・ホテル部門では「Snow peak Field SUITE SPA HEADQUARTERS」、特産品部門では「かんずり」がそれぞれ大賞を受賞した。
佐渡では佐渡金山がユネスコ世界文化遺産として推薦され、注目を集めているほか、今年4月から佐渡汽船が小木―直江津航路に総トン数2500トンのカーフェリーを導入。島内の宿泊施設では高付加価値化を目指した改修を図っている。
このほか「酒王国 新潟」として日本酒酒蔵数と消費量が全国1位、現存する最古のワイン蔵やクラフトビール発祥の地であることを訴えた。
このあと商談会、フリー商談などを行った。
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