シンガポールからの訪日拡大目指す JNTO、シンガポール航空と協力覚書を締結
23/06/30
日本政府観光局(蒲生篤実理事長、JNTO)は6月19日、シンガポール航空との間で、日本とシンガポールの観光促進を目的とした協力覚書を締結した。同航空のネットワークを生かし、シンガポールからの訪日拡大につなげる。
シンガポールから日本への旅行者数はコロナ禍前までは漸進傾向で、今も回復傾向にある。今回覚書締結で、観光客誘致へのマーケティングに関する協力体制を強化し、訪日者数の増加や地方への誘客強化を図る。今年度はシンガポール市場を対象とした共同プロモーションを実施する予定。
JNTOの伊与田美歴理事は「訪日プロモーションの重点市場であるシンガポールは訪日インバウンドの回復が早い国の一つです。今回のシンガポール航空とのパートナーシップの構築により、シンガポール市場からの訪日旅行者数の一層の回復と今後のさらなる増大、両国の観光交流の促進を期待しています」、同社のフー・チャイウー・リージョナル・バイスプレジデントは「日本はシンガポール航空にとって重要な市場であり、多くのシンガポール人にとって人気の観光地です。JNTOとのパートナーシップが日本の観光業の力強い成長に貢献すると確信しています」とそれぞれコメントしている。
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