日本が仏「トラベルドール」初受賞 イノベーションやSDGsなど高評価
25/05/05
フランスの旅行業界で権威ある賞のひとつ「トラベルドール」でこのほど、外国政府観光局賞を日本が受賞した。日本がトラベルドールを受賞するのは初めて。
トラベルドールは2009年に創設され、今回で16回目。観光業界の企業・団体を表彰するもので、消費者へのオンライン調査の結果をもとに決まる。
今年は61の候補のなかから日本が受賞。「イノベーション」「クリエイティビティ」「知名度」「持続可能性への取り組み」の4指標が高く評価された。
日本政府観光局(JNTO)の蒲生篤実理事長は「フランスにおいて日本が権威ある賞を受賞できたことをJNTOとしてたいへん光栄に思います。JNTOではフランス市場において地方の観光コンテンツ・アクティビティに関する重点的な情報発信やSDGs、サステナブル・ツーリズムへの意識の高まりを踏まえたプロモーションに特に注力しており、これらの活動が今回の受賞につながったものと考えております。引き続き多くのフランスの皆さまに日本の地方を訪れていただけるよう、日本各地の魅力を発信してまいります」とコメントしている。
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