観光庁 地域限定旅行業務取試験で合否判定のミスを発表
20/11/09
観光庁は11月9日、10月28日に発表した今年度の地域限定旅行業務取扱管理者試験の合否判定等で10人受験生について誤りがあったと発表し、謝罪した。
本来合格とすべきところ不合格となった受験者が5人、本来不合格とすべきところ合格となった受験者が1人いた。また、不合格者のうち来年度試験において試験科目の一部免除とすべきところ、その対象としていなかった受験者が4人いた。
観光庁では、対象の受験者には謝罪した上で、本来合格とすべきところ不合格となった受験者は合格に、本来不合格とすべきところ合格となった受験者は不合格とし、本人の意向を確認した上で再試験を行う。
また、不合格者のうち来年度試験で試験科目の一部免除としていなかった受験者に対しては、来年度試験において試験科目の一部免除とすることを通知する。
観光庁は判定を誤った原因について合格基準点を基にした合否の振り分け作業にミスがったとし、「今回のミスを非常に重く受け止め、二度とこのようなことの生じないよう、再発防止策に取り組む所存です」としている。
同試験には255人が受験し、判定結果の修正を含め106人が合格した。
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