宿泊事業者の経営改善を支援 観光庁、「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」の公募開始
21/07/14
国土交通省・観光庁は7月14日、各地の観光拠点の魅力、収益力向上への取り組みを支援する「既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業」の「経営力強化サポートプログラム(宿泊事業者個別支援)」の公募を始めた。
同事業は、地域が作成した観光拠点再生計画に基づき、全国の観光拠点を再生、魅力や収益力を高める事業を支援するもの。「自治体・DMO型」「事業者連携型」「交通連携型」はすでに公募していた。
今回の「経営力強化サポートプログラム」は、コロナ禍の影響で経営状況が悪化している宿泊事業者が対象。経営力強化サポートプログラム推進コーチによる財務情報の確認、課題解決のための助言、施設の状況に応じた研修や訓練、設備投資への補助などの支援を行い、経営改善や収益力向上につなげる。
公募対象は、直近3期のうち2期以上が赤字▽今年4月以降に金融機関から新規融資か借り替えを受けている―などの条件を満たす宿泊事業者。特設サイト(https://kizonkanko.net/3/)から必要事項を入力して申請する。
公募期間は8月18日まで。1千件程度の採択を予定している。
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